川越美和さんが亡くなっていた

９０年代初頭に活躍していたアイドル、タレント、女優に思い入れの深い人にとってはとても悲しいニュースが入ってきました。

レコード大賞に輝いた90年代の人気アイドル・川越美和が謎の孤独死を遂げていた

週刊女性2017年6月13日号より（週刊女性PLIME）

88年に歌手デビュー、90年代には女優として活躍した川越美和さんが、2007年に引退した翌年の2008年4月に突然亡くなったとのこと。引退してからは不遇な生活が続き、地元・鹿児島の両親姉妹からも見離されて孤独な生活が続いた果ての孤独死であったと報じています。

引退してからは消息不明で、時として「死亡説」が半ばデマ状態流れることもありましたが、本当に亡くなっていたとは…

それにしても、亡くなってから9年間、地元にお墓が建てられたのも関わらず、真相が表沙汰にならなかったのは、よほど遺族の方々が、知人や仕事上の関係者にも頑としてかん口令を引いていた結果なのかもしれません。

そして、今、彼女の死が明るみになって、こうしてメディアで注目を受けている中でも、おそらく、遺族の方々は「そっとしていてほしい」「騒がないでほしい」「記事に書かないでほしい」というのが本音なのかもしれません。となると、このブログ記事自体、遺族の気持ちを逆なでするもの、という評価をストレートに受けてしまいそうですね。

しかし、亡くなるまでの経緯はともかく、歌手・女優としての「川越美和」のキャリアは1人のアーチストとしては何とか残してあげられないだろうか、とも思います。実際、川越美和さんの楽曲をカバーしている現役のアイドルユニットも存在しているくらいですし。

新潟・古町のアイドルユニット「RYUTist」がカバーした「夢だけ見てる」

9年経ってしまいましたが、故人の冥福をお祈りします。