昨日は、愛知・岡崎の公共施設で開催されたライブイベント「春学祭2018」に足を運んできました。
(at岡崎竜美丘会館ホール 名鉄東岡崎駅徒歩約15分)
春学祭は、岡崎市を拠点に活動しているご当地アイドル「さくらHR(ホームルーム)」の運営が主催するライブイベントで、従来は野外の公演で開催されていましたが、開催日には悪天候が続き、昨年は大雨で中止となってしまったため、今年からホールを借りての開催になったとのことです。皮肉にも昨日は、岡崎市内も晴れて気温も上昇、桜もピークとなり、もし野外で開催されれば、イベント史上最高の天気と言われていたかもしれません。
そして「さくらHR」は昨年メンバーが全員卒業、現在活動休止状態ではありますが、イベント自体は、愛知県三河地区をはじめ、名古屋、三重、滋賀からもユニットが参加、近隣のファンも集まって盛大に開催されました。
それでは、出演したユニットの中から、三河地区を拠点に活動しているユニット5組をピックアップしてお送りしましょう。
【Star☆T】(豊田市)
【穂の国娘。ぐるめいど隊】(豊橋市・東三河)
【穂の国娘。CV】(豊橋市・東三河)
【さくらと凛華】(高浜市)
【看板娘。】(安城市)
オープニングを飾ったStar☆T、さすがに全国規模のアイドルフェスに多数出演し、メジャーにも人材を輩出しているだけに、パフォーマンスの安定感は抜群。世代間のバランスもよく、まさに三河地区、愛知県全体を代表するご当地アイドルとして今後も活動が続きそうです。
一方、今回ようやく見ることができた穂の国娘。の2組、どちらも徹底的に「地下ノリ」を追求したパフォーマンスは圧巻、「地下」という、どちらかと言うとネガティブな響きを払しょくするような盛り上がりをむせてくれました。拠点としている豊橋のライブハウスでも毎回のように「熱い」、地下のステージが繰り広げられているのかもしれません。
高浜市の「さくらと凛華」、正直、高浜市が愛知県のどこにあるかわからずに地図で探してしまいました。(刈谷市から名鉄で南に10km程度行った場所のようです)
こうした、全国的にはあまり知名度の高くない地域にこそご当地アイドルの存在意義はありそうです。地元をPRするオリジナル曲の誕生を待ちたいところです。
そして、トリを飾った安城市の「看板娘。」。楽曲、パフォーマンス、ルックスのご当地アイドルとしてのバランスがとても取れているユニットのように見えました。メンバーの入れ替わりはそれなりにあるようですが、あくまで「商店街のアイドル」というコンセプトが維持できれば、ユニットとしては長続きするように思えます。商店街のサポートが継続していくことを願いたいですね。
今回足を運んだ春学祭、東海地区の隠れたご当地アイドルが見られただけでも収穫は大きかったですね。もちろん、先にコメントしたように、純粋なパフォーマンスは、数々のライブに出演してきたStar☆Tが抜きんでていたのは間違いありませんが、どのユニットも、その地域を盛り上げようと奮闘している様子がステージから伝わりました。今回紹介できなかったユニットも、何かの縁でUPできればと思います。
来年の春学祭は3月30日(土)に同じ場所で開催されることが決まったようです。それまでに、活動休止中の「さくらHR」が復活することを願います。
開演途中には、出演ユニット数組がステージに立って記念撮影が行われました。
(本記事で紹介できなかったユニットも存在します)
SEE YOU AGAIN!