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「愛の葉Girls」裁判に新たな動き

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本ブログでの何度か取り上げた、愛媛アイドルユニット「愛の葉Girls」のメンバーが、運営のパワハラなどが原因で昨年3月に自殺、メンバーの遺族が当時の運営、現在の運営などを訴えて裁判を起こしている件で、最近、新たな動きがあったようです。

 

自殺したメンバーの母親のツイッターより

娘が亡くなり1年4ヶ月が経過致しました。皆様には温かいお言葉を沢山頂きたい本当に感謝しております。 今日まで応援して下さった方々へ現状が変わりました事をご報告させて頂きます。今後とも私達家族を見守って頂ければ幸いです。

 

(日本エンターテイナーライツ協会からのコメント)2019年8月4日付

このたび、大本萌景さん遺族は、第1訴訟のうち、愛の葉Girlsの現在の所属事務所(F社)に対する訴えを取り下げました。あわせて、F社は、第2訴訟の全ての訴えを取り下げました。

これにより、F社が当事者となっている訴訟は全て終了いたしました。

今後、大本萌景さん遺族及び日本エンターテイナーライツ協会(ERA)は、愛の葉Girlsの活動を応援して参ります。

なお、第1訴訟のうち、萌景さんが亡くなった当時に愛の葉Girlsが所属していた事務所(H社)や社長S氏らを訴えている部分については、引き続き東京地方裁判所にて審理が続きます。

引き続き、ご支援よろしくお願いいたします。

 

現在遺族の方が起こしている訴訟のうち、現運営F社(フィールド愛の和)に関しては、遺族側がまず訴えを取り下げ、続いて現運営が遺族に対して起こしていた訴えを取り下げたというものです。

メンバー自殺の原因を引き起こしたとされる元運営H社(Hプロジェクト)とその社長(佐々木氏)に関しては、引き続き訴訟を継続していくとのことです。

 

遺族、現運営双方が訴えを取り下げた経緯は不明ですが、新生「愛の葉Girls」が地元密着型のご当地アイドルとして一定の評価を得ていることや、現メンバーのアイドルとしての活動ぶりを見るにあたり、遺族、現運営双方が、これ以上裁判で争うのは双方の関係者、特に現在活動しているメンバーに重荷を背負わせると判断したのかもしれません。

 

今後、「愛の葉Girls」は、地元・愛媛で積極的にメンバーを募り、活動も大阪、東京に場を広げることも可能となるものと思われます。自殺の原因は、当事者でしっかり経緯の精査と再発防止を図っていくことを願うとして、現メンバー、新たに加入するであろうメンバーに対しては、温かいエールを送っていきたいと思います。

 

 


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