久しぶりのLinQの話題、いよいよ勝負に出たという感じでしょうか。
本日秋葉原で開催されたLinQ出張ライブツアーの1日目にて、3月13日に13枚目のシングル「Supreme」をリリースすることを発表。LinQ創世記から、現在でも歌われている代表曲を多く手掛けてきた「SHiNTA」さんと「eichi」の黄金コンビが復活することとなりました。
LinQ 初主演映画主題歌となる13thシングル発売決定 （ローチケHMV）
今回の13thシングルは、作詞、作曲、編曲はもちろんのこと、振付、衣装、MV製作、ジャケット製作などに九州の制作陣が集結。まさに、LinQの名前の由来を体現した「九州産」の1枚になっています。
昨年より、ナオト・インティライミ、ヒャダインなど旬のクリエイターを制作陣に据えて、ある意味「試行錯誤」とも捉えられそうな模索を続けてきたLinQが、今回、原点回帰とも言える黄金コンビの復活に至ったのは、LinQもまた、他のアイドルユニットと同様に「不退転の決意」に臨んだ証しと言えるかもしれません。
そして、このシングルでもう1つ話題になりそうなのが、初回限定版に収録される松田聖子さんのカバー「青い珊瑚礁」でしょうか。
ご存知福岡・久留米出身の松田聖子さんの出世作となった2ndシングルであるこの曲、LinQが誰でも知っているような往年の歌謡曲(J-POP)のカバーをリリースするのはこれが初めてでしょうし、編曲(アレンジ)をSHiNTAさんが手がけることも大きなインパクトを与えそうです。
原曲の編曲を担当したのはやはり福岡出身の故・大村雅朗氏(1997年、46歳の若さで逝去)。洋楽の中でも最先端を行くようなグルーブ感を大胆に取り入れ、彼女のボーカルを最大限に引き出したサウンドは、その後の歌謡曲、J-POPの音作りを変えたとまで言われました。果たして、SHiNTAさんが、どのようなサウンドを取り入れてこの楽曲の魅力を引き出すのかがとても楽しみです。故人をリスペクトしつつ、新しい世界を築くような音づくりに期待したいところです。
4月17日のZepp Fukuokaでの5周年ライブに向けて、今度こそLinQが動き出した！そう感ぜずにはいられない本日の新曲リリースの発表です。アイドル界全体の将来のためにも、熱く見守りたいですね。