アイドルとアーティスト(アーチスト)の比較って、本当に古くて新しい問題のようです。
先日も、アクターズスクール広島の発表会後に筆者を含めた有志５名で反省会(という名の宴会)を開いたときも、アイドル、アーティストの比較について論議が交わされました。
ぶっちゃけ、これまでは、アイドルよりもアーティストのほうが格上で、アイドルで活動している子が「将来はアーチストを目指す」というのが、自身にとっての「成長」「スキルアップ」と認識されていたでしょうし、逆に「アイドルのほうが下に見られているから、そんな人たちを見返してやりたい」という意識もあったかもしれません。
ただ、現在芸能界を目指している子って。昔ほどは「アイドル」が「アーチスト」よりも格下だ、とは思っていないのでは？ 少なくとも、ご当地アイドルで活動している子の意識を読み取る限り、そう思えてならないのです。
それが、AKB48(48G)の功績(or功罪)と人もいるでしょうし、ハロプロの功績(同左)という人もいるでしょう。いずれにしても、「アイドルよりもアーティストのほうが格上」という認識を色々な形で植えつけられてきて、追随するにしろ反発するにしろ引きずってきたオジサン世代に比較すると、今芸能界を目指している若い世代のほうがより柔軟に考えているような気がします。
とにかく、この問題は奥が深いですので、何かの機会があればまた考察してみたいと思います。