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Channel: KEN爺の小言(KKGT)
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ORC200 歌姫ライヴを振り返って(1)「歌姫ライヴ」はどんな現場だったのか

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おはようございます。

 

早くも週末がやってきましたが、平日の夜は、10月29日に開催される予定だった「ORC200 歌姫ライヴ」の中止を受けて、既に交通機関のチケットは押さえていたため、29日は代わりにどこの現場に行こうかと物色する日々が続いていました。

 

歌姫ライヴ中止に関しては、常連のファンはもちろん、出演者(とその親御さん)からも、多くの「残念だ」という声がブログ、ツイッターなどから聞こえました。ファン、出演者、双方にとって思い入れのある「歌姫ライヴ」の存在意義とは果たしてどんなものだったのか。ここまでこの現場を維持していただいた運営の方に感謝の意を表する意味でも、何回かにわけて「歌姫ライヴ」を振り返ってみたいと思います。

 

まず最初は、単刀直入に「どんな現場だったのか」

 

「ORC200 歌姫ライヴ」を、アイドル、アーチストのイベント・ライブにコンスタントに通っているファンの視点からまとめたのが次の6点です。

 

(1)フリーライブ(観覧無料)であった

(2)オープンスペース(誰でも立ち止まって見ることができるスペース)であった

(3)スチル、ビデオとも撮影可能であった

(4)出演者のオフショット撮影が許容された

(5)出演者、またはその親御さんとのコミュニケーションが許容された

(6)お客さん(ファン)同士の情報交換の場であった

 

また、出演者の観点からまとめたが次の6点です。

 

(7)タレントスクール、ボーカルスクール等の受講生の発表、レッスンの場であった

(8)キッズ、ジュニア世代を中心にした、芸能界を目指す人たちの発表、レッスンの場であった

(9)世代を問わず、歌好きな人たちの発表の場であった

(10)すでにライブ活動をしている人(ソロ、ユニット)の発表、告知の場であった

(11)シンガー・ソングライター志望、あるいは活動している人のオリジナル曲発表の場であった。

(12)出演者同士の交換の場であった

 

こうしてみると、「歌姫ライヴ」は、「歌」というカテゴリーを通じて、ファン、出演者とも、あらゆる世代の人、あらゆる考え方を持った人が一堂に会して、化学反応のような現象を起こしていた現場ともいえるかもしれません、実際、ここ2年くらいは、お目当ての出演者のために足を運ぶ人よりも、「歌姫ライヴ」そのものの魅力に取りつかれて、最初から最後まで滞在しているファンが増えましたし、出演者にしても、自分の出番が終わった後も(知り合い、友人でなくとも)、他の出演者のステージ熱心に見入る姿が随所で見受けられるようになりました。

 

以前でもブログでもお話しましたように、「歌姫ライヴ」にレギュラー出演している人を集めて開催するハコライブは、特に関西地区を中心に増えていますし、出演者自身も「THE カラオケバトル」などの歌ウマ系の番組に出演して知名度を上げ、夢に一歩近づいている姿も見受けられます。「歌姫ライヴ」中止決定後も、この流れは留まるどころか加速するばかりです。

 

しかし、上に挙げた12項目がすべて揃った現場は、全国どこに行っても存在ないでしょう。

筆者も含めて、「歌姫ライヴ」通い詰めていたファン、また出演者の方も、上記12項目のどのキーワードに拘って次の現場を目指すのか、当面は試行錯誤の日が続きそうな気がしています。

できれば、多くの人たちと、再びお会いできる日が来ることを願ってますが…

 

続く

 

 


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