9月24日に足を運んだ「アクターズスクール広島」(ASH)恒例の発表会「2023 AUTUMN ACT メタモルフォーゼ」のレポートもいよいよ最終コーナー。第4回目はプログラム34~42番(ラスト)までをお送りしましょう。
(at JMSアステールプラザ中ホール JR広島駅からバス、路面電車で約20分)
注1:今回の発表会は、クラウドファンディングで前から8列目ほぼ真ん中の席を購入。筆者手持ちの機材で引きからアップまで撮ることができましたので、基本的に大胆なトリミング(切り取り)は行っていません。
注2:出演者とその親御さん、アクターズスクール広島関係者様の画像の使用、コピーしてのWebへのUPはOKです。
34.FUKUYAMA Aクラス 日々
35.FMくぬぎ カブトムシ
36.タク―ル小迫美衣南 Born This Way
37. 西原悠桜 おやすみ泣き声、さよなら歌姫
38.住田愛子 逢いたくていま
39.久行織河 オルフェスの涙
40.FUKUYAMA Bクラス 花になれ
41.Dクラス でっかい宇宙に愛がある
Dクラスの尾茂井奏良(おもい そら)さん(中3)、高校受験のため、約半年間 スクールを休学することを発表しました。
42.全員 NEW HORIZON(スクールの歌)
このコーナーではまずラジオDJをモチーフにした「FMくぬぎ」を紹介しましょう。
ユニット名もとてもユニークですが、ラジオ番組に対するリスペクトがにじみ出ていて、ラジオ世代の筆者にとって結構涙モノで観ることが出来ました。おそらく彼女ら(ASH-W)はradiko世代だと思いますが、radikoがラジオの魅力を若い人たちにも伝えたという点では、ネットが生んだ画期的メディアと言えそうです。
その直後のソロ4連打、4人とも発表会でのソロ経験者で安心して聴くことができました。それでいて、現状に満足せず、楽曲、キャラクター面で新しい世界にチャレンジしようというスピリットも感じられて、まさにスクール生のあるべき姿を見せてくれました。
そして、ラス前のDクラスが歌った「でっかい宇宙に愛がある」。そうです、プログラムの2番目とラス前に、モー娘。の、しかも最もメッセージ色の強い2曲を持ってきたということは、今回の発表会のテーマである「メタモルフォーゼ」(変身)の精神を支えてきたのはハロプロであるという、ASHからのメッセージにも受け取れました。考えてみれば、ハロプロが今年で25周年、ASHが24周年と、同時代を歩んできたという意識が根底にあるのかもしれません。
さて、4回に渡ってお送りしたアクターズスクール広島「2023 AUTUMN ACT」のレポート、今回は、卒業を発表した生徒さんこそいませんでしたが、特にスクール内でも「次世代の逸材」が揃っていると言われているBクラスの減少が目立ち、Bクラスの生徒中心で構成されているユニット「MAX♡GIRLS」が過去最少の3人となり、「芸能界に多くの人材を送り出す」スクールのコンセプトからは懸念される材料も見えました。1階席をほぼ「クラウドファンディング」として通常より高い価格で販売したのも。台所事情への懸念が見え隠れするところです。
それでも、スクール生、卒業生共、外部のオーディションで存在感を発揮する生徒さんは着実に増えています。我々にできることは、発表会やイベントで、生徒さんの元気な姿を見て、撮って、可能であればSNSにUP、ご本人、親御さん、ASH関係者様が気に入れば、撮った写真を使っていただき、さらに拡散していただくことしかありません。
アクターズスクール広島の発表会に通い始めて丸20年。「アクターズスクール広島」が、芸能スクールとして存続する限り、そして、残りの人生、広島に通うだけの健康が維持できる限り、通い続けて行きたい所存です。
今後ともよろしくお願いいたします。