このブログで使っている画像は、もちろん、関係者のご協力のもと、「取材」として撮影、掲載しているものもありますが、多くは、撮影可能なイベントで、一般客と同じスタンスで撮影・掲載しているものです。
そんな中、昨年より、ご当地アイドルの一部で、トラブル回避のため、これまで撮影可能だったものを撮影禁止にする事例が増えているようです。
昨日、とあるご当地アイドルの運営さんが、ツイッターでこんな撮影禁止のメッセージを通達していました。
心ないファンが被害妄想なのか、いじめなのか、いわれのない事をリプし続けています。明日より当分の間、メンバーによる・ファボ・リツイート・めちゃリプの休止、ファンによるライブ会場での撮影(動画、静止画共に)は禁止とさせていただきます。(主催者、運営許可者を除く)
実は、上記で紹介したご当地アイドル、先日、本ブログで画像を掲載したばかりのユニッットです。
現在、各地で、ご当地アイドル運営と一部ファンとのトラブルで、メンバー、ユニット自体の存続にかかわる事態に発展しているは事実ですし、運営サイドが、出禁をはじめ、、数々の対策を講じてメンバーを守っているというのが現状です。
ただ、筆者が現場で見たりネットでチェックする限り、いわゆる、カメコ、ビデコといわれる人がトラブルを起こすといった話はそう頻繁に上がってはいません。
正直、上記のトラブルも、撮影を目的にイベントに来ている人のトラブルではないと考えられますが、それに関連して撮影まで禁止しようとしているのは、カメコ、ビデコにとっては、「トバッチリ」以外の何物でもないと思います。
また、先週も、立川のイベント会場で、それまで撮影可能だったアイドルユニットが撮影禁止になり、撮影を目的に来場していたファンがパッタリ消え、物販で並ぶ人が激減した様子を目の当たりにしています。
もちろん、運営さんには運営さんの言い分があるでしょう。
ただ、海外の有名アーチストや某国民的アイドルユニットが、SNSでの拡散を期待して、少なくともスマホではライブの撮影を可能にしている中で、SNSなどで伝達する手段を自ら絶とうとしている流れは時代に逆行しているのでは、と筆者は考えています。
ツイッターでは、ご当地アイドルが撮影禁止になることで、そのご当地自体が嫌いになったという書き込みさえあります。そのご当地にとっては非常に悲しいことです。今一度再考をお願いします。