昨日10月5日も首都圏に滞在していくつかのイベントを回してきましたが、千葉県松戸市の「松戸まつり」(at JR松戸駅西口特設ステージ)でたまたま観戦した「演歌女子ルピナス組」というユニットが非常に面白かったので紹介してみましょう。
「演歌女子ルピナス組」は、日本のソウルミュージックと称される演歌を世界に広めるをモットーに結成されたユニットで、メンバーは声優の卵から選出、いわばアニソンの延長としてのスタンスをで演歌を手掛けていると言えそうです。
ちなみに、この日カバーした「津軽海峡・冬景色」「北酒場」「与作」「帰ってこいよ」はいずれもテクノ調のアレンジに乗せて6名いるメンバー中の5名が踊り、1名がDJ役を担当する構成。さながら「演歌ディスコ」のハコにいるような雰囲気を醸し出していました。
中でも圧巻なのは「与作」のカバー、九州を中心にした西日本出身の人なら誰でも知っているであろう、満足を買う住宅会社「タカスギグループ」のCM「タカスギ~~」「タカスギ~~」のフレーズをリピートしまくったアレンジが最高に決まってました。おそらく、アレンジを担当した人は西日本出身の人だと思いますが、果たして、松戸の地で、「与作」のカバーを観てタカスギグループを思い出した人はどれだけいたでしょうかwww
もちろん、オリジナル曲もしっかり持っており、今回歌った曲は演歌女子の紹介ソングのような歌詞。ド演歌というよりは音頭的なリズムで一般のお客さんも興味深く観ていたようです。
最近では、ライブアイドル系のハコで演歌的エッセンスの強い「千本桜」が多くのユニットに取り上げられていますが、元々、昭和の時代はアイドル(ソング)と演歌が刺激し合いながら歌謡史を作ってきたわけですから、アイドルが音楽ジャンルとして力を付けた現在では、むしろ演歌のコンセプトを十分に吸収したアイドルが出てきてもおかしくないでしょう。
来年あたり、「演歌女子ルピナス組」などのユニットがTIFを筆頭にしたアイドルフェスで注目されるかもしれません、この流れはしっかりチェックしていきたいですな。
SEE YOU AGAIN